javascriptとjQueryをほんとのほんとに基礎から勉強しようと思っていろいろ本を読んでます。
これまでも実務で使ったことが無い訳では無かったけど、必要に迫られた時に必要な情報だけを探してなんとかこねくり回して、「動いた、良かった」で終わってたんですね。
もちろん、公開されてるプラグインもその中身が何をしているのか何て分からないし、分かろうとも思ってなかったんですが。
ただ、今の世の中、「WEBデザイナー」=HTML+CSS+javascriptっていうのがスタンダードになりつつあるし「こんな事がしたいなー」と思った時に、それにぴったりなプラグインが見つかる保証もありません。
そんな時に自分で作れたら・・・・と想像したら、これがもうワクワク以外の何物でも無くて。
でも、プログラム初心者にとって、独学で覚えていこうとするとHTMLやCSSに比べて途端にハードル上がるなぁっていうイメージもあって、今まで本格的に学ぼうとはしてませんでした。いや、過去になんどかしたんだけど、その都度挫折したというか。
で、あれこれと参考書を探していて辿り着いた本があって、ああもっと前にこの本に出会いたかったと思えるような本を知ることが出来たのでその紹介です。
基本的にHTMLとCSSはある程度分かるけど、プログラムはさっぱりっていう人向けだと思います。
それを踏まえて。
3ステップでしっかり学ぶJavaScript入門
使えるようになりたいのはjQueryなんだけど、いろんなHowto本を読んではみたものの、なんというか「javascriptの基本は分かってるよね?」と言われてるような本が多くて、それで挫折した事もありました。
なので、javascriptの基礎をまず分かるようになろうと思ってあれこれ探した結果たどり着いた本ですね。
一言でいうと初心者に取ってこれ以上優しい入門書は無いんじゃないかと思います。
ほぼ全ての項目で、「予習」「体験」「理解」という3つのステップになっていて(タイトルがそうなんだから当たり前なんですけど)、まずは意味が分からないけど、こんな動きが作れた!みたいな感動から、じゃあなんでそうなるの?という所を詳しく説明してくれてます。
HTMLとかCSSが割りと初心者でも分かりやすいのは、構文(という表現で良いのか分からないけど)がそんなに複雑じゃないからだと思うんですよね。タグやstylesheetは英語の意味から何となくやってる事が分かったりもするし、取っ付き易い。あと記号が少ない(笑)
でもプログラムになると英語と記号の割合がまるで違いますよね。記号の羅列を見ても、そこからは何も想像できないし、でもその記号が一つ抜けると全く意味が違ったりエラーになることは想像できて怖くて触れない。
ノンプログラマーの人がプログラム触ろうとして躓くのはこういった所が原因じゃないかなと思ったりします。少なくとも僕はそうです。
そしてこの本は、その「意味が分からない部分」をちゃんと教えてくれました。
例えば
alert("ようこそ")の「"」がどうして必要なのか、とかもうプログラマーの人からすれば、「いやいやそんな事も知らずにプログラム書こうとか10年早いよ」と言われそうな、ほんとにほんとの基本的な所から教えてくれるんですよね。
公開されてるプラグインをちょこちょこ触ってて「ココを変えればこうなる」みたいなのはある程度分かりますよ。だって数字変えるだけとか、動きの種類を変えるだけとか、予め用意されてるオプションしか触らないから。でもそこに付随してる記号とかその他もろもろがどんな働きをしてるかなんて分かりません。分からないから単純な部分しか触れない。それこそスクリプトの中の1文字単位ですよ。
だけどこれを読んでからプラグインをもう一度見ると、全てでは無いですが記号の意味が分かって何をやってるのかなんとなーく分かるようになりました。これって凄い事だと思います。特有の関数とかメソッドとか?はその都度検索すれば意味は分かります。ようなその関数やメソッドが他の要素をどう繋がってどう動いてるのかっていう部分(骨組み)が分かるようになります。
プログラムを始めたいWEBデザイナーの方全てに読んで欲しいと思うくらいの本です。
答えも解き方も分からない難題があって、どう手を付けていいのか分からなかった所に、答えはまだ分からないけど答えにたどり着くための方法が分かったような感じですね。
凄いと思います。
今はjQueryの入門書をいろいろ読んでます。
次回にその紹介をしたいと思います。